2016.09.14 13:30鶏頭の十四五本もありぬべし秋の山々の深い色合いを象徴しているような鶏頭の色合い。深く変化に富んでいて、色気と毒気と生命力を感じます。論争が起こるほどの句だそうですが、病床にいる正岡子規が、鶏頭のこの発色と立ち姿に感銘を受けてありのままを句に読んだ気持ちはよくわかります。