鶏頭の十四五本もありぬべし

秋の山々の深い色合いを象徴しているような鶏頭の色合い。

深く変化に富んでいて、色気と毒気と生命力を感じます。


論争が起こるほどの句だそうですが、
病床にいる正岡子規が、鶏頭のこの発色と立ち姿に
感銘を受けてありのままを句に読んだ気持ちはよくわかります。


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