まるで砂漠に咲くチューリップのように美しかった

花瓶に挿してからも茎が伸びたり向きを変えたり、
切り花は生きている、ということを教えてくれるチューリップ。


1600年代にはオランダで熱狂的なチューリップバブルが起こり
「総督」という品種の球根には、2車の小麦・4車の大麦・4頭の牝牛・3頭の豚・12頭の羊・大樽2樽の葡萄酒、4樽のビール・2樽のバター・1000ポンドのチーズ・寝台1個・服1セット・銀コップ1個が支払われたそうです。びっくり!


とはいえ、チューリップは愛らしい花弁だけではなく、
茎の質感は、剥きニンニクみたいな粋な江戸美人の踵のようで
それが伸びている様子はろくろ首のような・・・
妖しさのある魅力的ななお花です。

熱狂的に人々が惹きつけられたのも当然かもしれません。

日が暮れるとそんなことを思いながら・・
昼間は可愛いチューリップも活けています。

0コメント

  • 1000 / 1000